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 Tenth International Young Scholars'Forum of the Asia-Pacific Region Countries

 講演日本建築といけばな芸術の歴史

   2010年10月29日(金)       spectator:12116

  • 極東国立工科大学のホール

予想を上回る大勢の学生が参加して…

天井がガラス張りの極東国立工科大学ホール 

年の春に在ウラジオストク日本国総領事館の山田 淳総領事の公邸のレセプションに招かれた折、

極東国立工科大学のラプシーナ・エフゲニーヤ先生はじめ二つの国立大学の7名の先生方とお会いした。

そのとき、いけばな講演の依頼があり、春にはウラジオストク国立経済・サービス大学で講演を行い、秋には表記の国際フォーラムへの参加を約束していた。

大型液晶テレビでの解説 

しかし、今年は4月に極東への航空便が減便され、10月には想像以上の早さで今年の運休が決まり、その最終便に間に合うようにして極東国立工科大学への訪問日が決まった。

これもご縁があってのことだろう。

プログラムを見ると、10月25日から10月30日の6日間で15のセクションとサブセクションで150もの発表が行われる。

立見ができるほど学生が集まる… 

私は「伝統的芸術とデザイン」のジャンルでの発表である。

29日は二回の講演となる。

12時からは、学生たちに対する講演と後半の30分を質疑応答の時間とした。

14時からは、各大学からもお見えになる先生方への講演とデモンストレーションである。

学生たちの質問を受けて… 

真剣な中にも笑いを誘う… 

題を「日本建築の変遷といけばな芸術の歴史」としていけばなが発展していった過程を、建築の推移と住空間の変化、そして日本人の美意識の成り立ちに大きく影響した文学や歴史的絵画との相関関係について画像を使って解説する。

驚いたことに、午後12時から行われた講座では、100名もの学生が参加してきた。
立ち見が出るほどの大盛況となる。

終盤には二人一組となり五組の学生たちがロシア語と日本語で質問する形となった。

  • 極東国立工科大学

極東国立工科大学とプログラム 

プログラム-伝統芸術とデザイン部門 

  • 各大学の先生が集まる。

テレビ局の取材も入って… 

印象的だった先生たちの真剣な表情… 

熱心な姿に力が入る… 

日本建築といけばなの関係について。日本独特の色について。伝統の型の存在と創造のジレンマについて。西洋が日本文化に与えた影響について。修行(継続)について。
若い学生たちの質問を聞くにつけ本当によく勉強をしていると感心する。

答えは即興で答えなければならないが、学生たちの顔を見ていると真剣さがよくわかった。

14時からの内容は、日本人の美意識の変化を建築、絵画、精神文化の流れを交えて説明をした。

デモンステレーション 

1時間半という持ち時間は通訳が入るので実質その半分である。表面的にならざるを得ない。
しかし、皆さんの真剣な顔を見るとつい力が入り、後でマイクを握っていた腕の筋肉が吊ってしまうほどで時間もかなりオーバーすることになった。

既に次回のオファーが二つの大学から今回の滞在時に来ていた。

9年間にわたり継続してきた交流がこういう形で広がりを見せてゆく。

信頼関係は継続を促し、継続してきた時間が信用となり、こうした拡大を生みだしてゆく。

総領事館の長きに渡るご支援もこのふたつがあってこそ成り立つものだと思う。

今回も在ウラジオストク日本国総領事館の大きなご支援、そして、ハバロフスク日本センター、ウラジオストク日本センターからの多大なるご協力があって成しえたものである。

それに、日本文化、いけばな愛好家の皆さん、ご協力をいただいたすべてのウラジオストク市民の皆様に心より感謝をいたします。

学生たちと記念撮影 

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