自然1
山と自然 一歩一歩登った山々に美の原点がある!
月 山 松尾芭蕉が「奥の細道」で登った山 標高 1978m
2014年8月16日(土)
東北の山旅を思い立ったのが、2001年の夏のことである。候補はいくつかあったが、出羽三山の「月山」にしぼった。
芭蕉が「奥の細道」で唯一登山した山、あの名句の印象が強く残っていた。
「雲の峰 いくつ崩れて 月の山」
コースは、湯殿山からの往復とした。
小山田 彼岸桜樹林 国指定天然記念物 蟹沢山 標高 649,1m
2014年4月24日(木)
菅名岳登山に来るたびに小山田の桜樹林が気になっていた。
今回、桜の開花期に立ち寄ったのでカメラ一つ持って登ってきた。
地元では花見山と呼んでいるこの蟹沢山の麓の駐車場から沢を渡り杉林の中を10分ほど急登する。
息が切れそうになったころに、山道添いに幹を空に向かって伸ばした十数mもある百株近い桜並木が現れた。
至仏山 標高 2,228m
2012年9月2日(日) (オコジョの動画)
尾瀬ヶ原に降り立ったときから、次に登るのは至仏山と決めていた。
思い出の花、エーデルワイスの日本版、ホソバヒナウスユキソウに逢いにゆきたい。
それが動機だった。
その初登山では思いがけない出会いがあった。
谷川岳 標高 1976m
2011年10月10日(月)
関越高速道上りの清水トンネルを出てから群馬側より見上げるその山の頂部はほんとに猫の頭のようだ。
トマの耳とオキの耳という二つのピークが猫の耳のように見えるからだ。
雪の谷川岳は特に白く輝き、際立ってそう見える。
谷川岳登山には強烈な思い出がある。…
北穂高岳 標高 3106m
2011年8月1日(月)
穂高連峰は日本アルプスを代表する山岳地帯。
それらの頂から俯瞰する景色は雄大でダイナミック。
標高2,300mに建つ涸沢ヒュッテのテラスから仰ぎ見る穂高連峰に包みこまれるような涸沢カールの雰囲気もとてもいい。
雨が上がった翌日、迷うことなく進路を北穂高岳に定める。…
平標山・仙ノ倉山 標高 1983.7m・2026m
2011年6月28日(月)
おもしろい名前の山だ。「たいらっぴょうやま」と読む。
谷川連峰の一角で谷川岳とは反対側の新潟県境に近い三国峠の脇から入る。
コースは松戸山から登るルートと別荘地を抜けて清水の湧いている登山口から山小屋に至るルートがある。
新潟の山「角田山」 標高 481.7m
2011年1月2日(日) (4分)アップロード
初めて真冬に登った山。それが角田山だった。
その日は、快晴で雪も少ない年だった。冬山に登りたいという衝動をかなえてくれた山だ。
標高は低い。
だがいきなり日本海の波打ち際から急登の灯台コースは風食の岩稜尾根を行く、ちょっとしたアルプス気分を味わえるコースもあり…
尾瀬の四季 標高 1400m・1600m
2010年7月27日(火)
日本の原風景「尾瀬」
なぜか引き寄せられるようにして十数年通ったその名前には特別の響きがある。
手つかずの自然、それは私の心象風景としての郷愁を感じさせてくれる場所でもあった。
そして、行くたびに歓迎されているかのように見せてくれた四季の表情に魅了され続けてきたのである。
越後駒ケ岳 標高 2002,7m
2000年8月4日(金)~6日(日)
深田久弥の「日本百名山」には、新潟県の山が10座挙げられている。
県内で最初に取り上げられた越後駒ケ岳について
「魚沼三山と呼ばれるのは、駒ケ岳、中ノ岳、八海山である。… 私があえて三山の代表として駒ケ岳を挙げたのは、山としてこれが一番立派だからである。」
と明快である。
妙高山 標高 2446m ・ 火打山 標高2462m
1999年10月8日(金)~10日(日)
私にとって妙高山は高校時代や長男と一緒に登った思い出深い山である。
今回で確か5回目となるが、強烈な出来事が待ち受けていた。
数日前にNHKの「小さな旅」で妙高山と火打山が紹介されていた。
しかし、まさかここまでとは想像することができなかった。
飯 豊 山 標高 2105m
1999年8月1日(日)~3日(火) (20分)アップロード
「高嶺の花」という言葉がある。
新潟のどこからでも見える孤高の山、それが「飯豊山」だった。
新潟から遠望できるその頂きは、長い間羨望のまとになっていた。
いつかは、飯豊山に、という思いをついにかなえる日が来た。
北 岳 標高 3193m
1997年7月3日(火)~6日(日)
日本で二番目に高い山と聞かれて北岳と答えられる人は少ないだろう。
南アルプスの主峰にして高山植物の宝庫である。
キタダケソウ、ミヤマハナシノブなど、今回はその妖精たちに逢いに行くのが目的だ。
梅雨の中休み、天候の回復期を狙って出発する。
北 岳 2 標高 3193m
1997年8月2日(土)~5日(火)
梅雨明けがどんなに待ち遠しかったことか!
真夏の太陽がギラギラとまぶしいなか、爽快なドライブで北岳に向かう。
夜叉神峠を過ぎ、先月来た時の南アルプス林道の工事も終わっていて順調に広河原に到着した。
8月3日、午前5時。登山口に立ち深呼吸する。
槍ヶ岳 標高 3180m
1996年8月1日(木)~6日(火) (20分)アップロード
これほど行ってみたいと思っていた山はない!
私には最初から無理だという固定観念があった。頂上に立つまで3,4日はかかる深い山だ。
しかもいったん入ったらエスケープルートはまずない。
しかし、後々後悔するよりは今年行こうと決心したのである。
奥穂高岳 標高 3190m
1994年7月20日(土)~25日(木)
いよいよ北アルプスの名峰の懐へ奥深くに入る日が来た。前日沢渡に着き車中で一泊し、翌朝タクシーで上高地に向かう。
朝6時の河童橋にはまだ誰もいない。明神を過ぎ、8時10分徳沢園に着き、中休止。芝生が気持ちいい。清流梓川を左に見て横尾山荘に10時着。
徳沢を過ぎるころにはすでに小雨が降り始めていた。本格的な山道は横尾を過ぎてからである。
山に登ること
2010年1月1日(火)
私が最初に登った山が、故里の「米山(よねやま)」である。標高は993m。
男は10歳なると米山に登るという土地の風習が続いていた。父のいなかった私を連れて行ってくれたのが、本家の「上野道隆」伯父さんだった。
麓の寺、確か密蔵院からだったと思うが、とてつもなく遠かったことだけは覚えている。
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