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2012DA14

  天体観察                果てしないロマンが宇宙にある!

 直径45mの小惑星 地球に大接近

   2013年2月16日(土)                      spectator:1551

  • 直径45mの小惑星接近
    projetoquartzoazul.blogspot.com

直径45mの小惑星接近 CG 

16日明け方、直径45m、重さ13万トンとみられる小惑星が秒速8キロで地球の南極方向から近づきインド洋上で最接近、北極方向に通過してゆきました。
日本では、南西の下方向から西上方向に移動して見えました。

この小惑星は「2012DA14」と名付けられ、気象衛星より近い、地球から2万7700キロまで接近。月と地球の距離の13分の1という観測史上最も地表近くを通過した小惑星となりました。

残念ながら、新潟では雲が厚く観察できませんでしたが、太平洋側の広い地域で観察した報告が多数上がっています。

  • 星の子館: 地球に最接近したときの2012DA14です(2倍速にしています)。画面中央上側から右上に移動している点が、2014DA14です。(200mm望遠レンズ+超高感度ビデオカメラで撮影)
    ■ 画像をクリックすると動画が見れます。
    星の子館へ) 



NASAでは、このサイズの小惑星が地球に落下すると、東京都の面積の半分程度に当たる約1200平方キロメートルが吹き飛ぶと試算していました。

幸いにも今回の接近では、地球にも国際宇宙ステーションや人工衛星にも被害など影響はありませんでした。

小惑星による、局所的大被害が起こり得る衝突は50年から数千年に1回とみられており、全地球的大被害の起こり得る衝突は1万年-10万年に1回の発生確率とされています。
6550万年前には、半径10kmの小惑星がユカタン半島に落ちて大型の恐竜を全滅させたということがわかっています。
また、太平洋も小惑星の衝突でえぐられて出来、跳ね返って地球の重力内に収まったのが月であるとの説もあります。


NASAによると、この度のような小惑星の接近は、今回と同サイズの小惑星が、同様の距離まで地球に近づくことは、40年に1度ほどのペースだとのことですが、4m程度の大きな隕石となると年間2-3個の割合で地球に落下しているとのこと。

また、10kg程度の隕石は年間約700個、10g程度の隕石となると年間4万2千個程度が地球に落下しているとのことです。

前日の15日には、突如ロシア南部チェリャビンスク州周辺に落下して千数百人もの負傷者を出し、損害家屋4500棟以上という被害を出した隕石は、推定で直径約15mとされていますが、このくらいの大きさになると事前の発見は難しく、予想ができません。

この隕石が有史以来初めて人的被害が出た事件として記録されることになりました。

ロシア科学アカデミーの解析によれば、隕石の質量は10トン、落下速度は秒速15km(マッハ44)以上で、隕石が分解したのは高度30kmから50kmではないかと見られています。

また、NASAの推定によれば、大気圏突入前の隕石の大きさは直径17m、質量1万トン、大気圏突入前の地球に対する相対速度は秒速18km、衝突角度は20度未満だったとしています。



15日、ロシア南部チェリャビンスク州中部の湖で、隕石の落下でできたとみられる氷の穴(AP)
http://sankei.jp.msn.com/
■ 画像をクリックすると動画が見れます。

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現在、軌道が確定している小惑星で番号が付けられた天体は329,243個あり、この他に観測されたものが138,053個、1回の衝を観測されたものが117,390個と、これらを合計すると584,686個もあり、さらに直径1km程度、ないしそれ以下の小惑星については未発見のものが数十万個あると推測されています。

ロシアに落ちた十数メートル以下の隕石クラスとなると、実態さえ解明されていないのです。



小惑星の地球大接近や、突然の隕石落下は、天から降ってくる大災害の危機は常にあるということを示しています。

この度の隕石が衝突した付近にはベロヤルスク原子力発電所や使用済み核燃料再処理工場もあったのですが、被害の報告はなく、周辺の放射線量にも変化はないとされています。


原発を54基も設置しているわが国でも、隕石や小惑星の衝突の可能性がある以上、真剣にそのリスクを考え直さなければならないでしょう。




  • 関連事項

日本には861年(貞観3年4月7日)に記録上最古の隕石として、福岡県直方市の武徳神社(今の須賀神社)境内に落下した直方隕石(のおがたいんせき)が現存している。

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