いけばなの世界から見えるもの!人、自然、宇宙、存在…

部分月食、金星太陽面通過

  天体観察                果てしないロマンが宇宙にある!

 部分月食、金星太陽面通過。6月の天体ショー

   2012年6月7日(木)                      spectator:4387

  • 6月6日 金星の太陽面通過(日面通過)

金星の太陽面通過 

  • 6月4日 部分月食

部分月食 

環日食が21日午前7時半前後、曇空だったが九州南部2012年は日本人の多くの人々が天体に興味を持つという現象が起きた。

5月21日の金環日食に続いて、6月4日の部分月食と今日、6月6日の金星の太陽面通過(日面通過)というめずらしい現象が立て続けに見られたからである。

広く日本の各地で観測できたことも盛り上がりを見せていた。

何百年ぶりとか次に見れるのが100年先というプレミアも付いて、マスコミもこぞって取り上げたので、大災害の復旧の遅れや、原発問題、何より政治不信といったフラストレーションがたまった現状のなかで、ひと時の明るいニュースとして捉えられたのだろう。

しかし、あいにく天候に恵まれずに見れなかった地域も多かったのは残念だった。
新潟は、幸運にも雲も出たががいずれもそれなりの観測をすることができた。

宇宙を考えることは、我々の生命について考える機会を持つということにもなる。
と同時に宇宙のロマンは気持をおおらかにしてくれる。

6月4日(月)

  • 6月4日 部分月食

雲間から顔を出した月 7:43 

月が登ってくるのが五頭山山頂あたりからということをネットで確認して近くの撮影場所まで行く。

新潟市の市街の明かりを遮るようにして、高速道路を背にして側道あたりに三脚を立てる。
あいにく五頭連邦は雲に隠れていて見えない。

7時15分、ぼんやりと雲間に姿をあらわした月がピンク色をして半分顔を出す。

  • 部分月食が最大となり、次第に地球の影が引いてゆく

部分月食が最大に 20:04 

食の最大を過ぎて 20:32 

薄い雲が晴れそうにない。
わずかの雲の切れ間をねらって撮影した。
ラッキーなことに月食の最大時の撮影ができた。
その後はいよいよ雲が厚くなり、月も朧月のようになり最後の撮影までできずに帰る。


6月6日(水)

  • 金星の太陽面通過(日面通過)

金星が太陽面に入り始める 7:14 

金星の太陽面通過は130年ぶりに観測されるという。

次に観れるのは105年後である。日本だけでなく世界どこでもだ。

天気が気がかりだった。

昨日の天気予報は微妙だっが、今朝、東の空が開いていて太陽が出ていた。

我が家の庭で撮影することにする。

  • 金星の太陽内接、ブラックドロップ 7:27  と拡大画像

金星の太陽内接、ブラックドロップ 7:27 

金星の太陽内接、ブラックドロップ 7:27 

7時10分になった。薄雲がでているが撮影できる。
7時20分、ようやく金星発見。ちょっと感動である。
予想進入路と違っていた。
金星が太陽と内接する、ブラックドロップの撮影に成功する。

  • 金星の太陽内面通過 9:13              9:55

金星の太陽面通過中 

金星の太陽面通過中 

  • 金星の太陽内面通過 11:22            13:02 これが最後の画像

金星の太陽面通過中 

金星の太陽面通過中 

その後、雲が厚くなったり、雲の切れ間がでたり。
わずかなチャンスをねらっての撮影になった。
ついに、午後1時をすぎたころから雲が厚みを増して撮影は難しくなり、やむなく最後まで見届けられずに機材を撤収した。

  • 金星の太陽内面通過軌跡

金星の太陽内面通過軌跡 

  • コメント  ご自由にお書き下さい (認証コードをお忘れなく!

認証コード(9782)

a:4387 t:1 y:3

powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional