いけばなの世界から見えるもの!人、自然、宇宙、存在…

尾瀬の四季

  山と自然           一歩一歩登った山々に美の原点がある!

  尾瀬の四季    標高1400m・1600m

  2010年7月27日(火)                                 spectator:3896

  • 燧ケ岳の頂上から出る日の出を撮ろうとしたとき

燧ケ岳に重なる光芒 

尾瀬

至仏山中腹から俯瞰する尾瀬ヶ原 

なぜか引き寄せられるようにして十数年通ったその名前には特別の響きがある。

手つかずの自然、それは私の心象風景としての郷愁を感じさせてくれる場所でもあった。

そして、行くたびに歓迎されているかのように見せてくれた四季の表情に魅了され続けてきたのである。

  •  まだ雪の残る尾瀬にも待ちわびたように春の命が動き出す。

春まだ浅き尾瀬ヶ原と至仏山 

雪解けて水浸しの尾瀬ヶ原 

雪解けを待って咲きゆく水芭蕉 

春告げるリューキンカのお花畑 

リューキンカ(手前)と水芭蕉(向う側)のお花畑 

ミツガシワの群落 


  •   尾瀬の夏は生きものたちの生命力が矢継ぎ早にあふれ出る。

燧ケ岳に湧く雲を見る水鏡 

尾瀬沼の枯れ木で休む夫婦鳥 

早朝の尾瀬の不思議な白い虹 

ワタスゲの花穂の群落夏を呼ぶ 

尾瀬の水を集めて轟く三条の滝 

尾瀬沼に光が走る夏の朝 

初夏の風にヤマドリゼンマイ匂い立つ 

大江湿原のニッコウキスゲ 

尾瀬の固有種オゼコウホネ 


  •   草紅葉の色どりが多彩な尾瀬はすでに冬の身支度を終えている。

秋色をより深くするナナカマド 

尾瀬ヶ原の秋の主役ぞヤマドリゼンマイ 

奥只見湖の縁を縫いつつ御池まで 

尾瀬沼に注ぐ水面も草紅葉 

草紅葉沼に溶けゆき冬を待つ 


  •   マイナス20度、霧氷やダイヤモンドダストの舞う雪の下は植物のねぐら。

極寒に空気も凍てつく氷華 

霧氷林を前衛にして燧ケ岳 

池塘の水も草木も凍てつく氷の世界 

紅葉のまま氷に閉じ込められたヒツジグサ 



                   リンク尾瀬で出会った生きものたち

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