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ロシアのメディア

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 ロシアのメディア

    2011年3月2日(水)             spectator:4283

  • ロシアのインテリア雑誌
    ロシアのインテリア雑誌
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  • テレビ取材とニュース
    テレビ取材

2002年から継続してきたロシアにおける「いけばな交流」は10年の長きにわたって続いてきた。

毎年感じていたことなのだが、必ずメディアの取材が入っていた。

新聞、ラジオ、雑誌、テレビの取材があり、特に講義中にしばしばテレビ局のインタビューを受けた。

テレビニュース

なかでもテレビの影響が強いと思ったのは、ロシアの街を歩いているとよく子供にまで指をさされたことが幾度かあった。

ロシアでは同じニュースを数時間ごとに流すと聞いた。

勘違いでなければ、その影響だろうと思う。

なにしろ毎日のようにテレビ取材があり、またある時はテレビ局のカメラが6台も入ったこともあった。

現地ではスケジュールがめいっぱい入るので、テレビを見る時間もないくらいなのだが、それでも深夜に我々の映っているニュースをホテルで見ることができた。

  • 新聞記事

新聞記事

どこの国にも、そのお国柄というものがあるが、日本くらいではないだろうか、テレビで朝から繰り返し殺人事件を事細かく取り上げるのは。それもほとんどのチャンネルでだ。

中国でも、台湾、韓国でもそうだが、もう少し成熟した感覚でテレビ番組が作られているような気がする。

ヨーロッパでは殺人事件などは極力放送しないとも聞いた。

ロシアのテレビはロシアだけでなく中国も韓国も日本のNHKも見ることができる。
外国のテレビで朝から気分を害するような内容の放送は未だ見たことがない。

いつだったか、ある放送局の重役に、悪いニュースと良いニュースをせめて半々くらいになるように放送していただけないものだろうかと言ったことがあったが、朝くらいは清々しくスタートしたいものである。

最近ではインターネットが急速に普及したことと、毎年のことで珍しくなくなったこともあり以前ほどではないが、ロシアの大学での講演やいけばな講座には毎回新聞社やテレビなどの取材が入る。

また、近年の急速な発展を象徴するかのようにロシアのインテリアデザインの雑誌はハイセンスで素晴らしい。洗練されて成熟していくものには人を引きつけてやまない新しい価値が生まれてゆく。
そこにいけばな交流のことが掲載されたことを光栄に思う。

見て、読んで清々しい気分にさせてくれるニュースをいけばなは提供することができる。

今後も、様々な活動を通じて花の文化の輪を広げてゆきたいと願うものである。

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