韓国・中国 取材
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韓国・中国 花事情 取材
2004年 9月15日(水)~19日(日) spectator:3266
新潟で初めて韓国、中国、ロシアとの四カ国による「北東アジアいけばな国際シンポジウム」が開催されることになった。
いけばなでのこの種のシンポジウムは日本でも初めてのことである。
この年は7月に中越での大水害があり、このシンポジウムと併催された「第7回 日本いけばな芸術信越展」が無事に終わった後、数日して中越大地震が起った。
それを象徴するようにこの度のプロジェクトは最初から難産だった。
まず、ことの発端は、新潟市華道連盟でロシアとのいけばな交流が3年目に入り軌道に乗ってきたという実績が新潟にあった。
これをふまえて、日本いけばな芸術協会本部は、韓国との交流があり、そして発展著しい中国とで、日本海の要に位置する新潟で,いけばな展と同時に国際シンポジウムができないかと打診してきたのであった。
結局、新潟県と新潟市が助成金を出し、BSN新潟放送局といけばな展実行委員会がその準備をすることとなった。
詳しい経緯につては別の項で述べるが、とにかく戦いの連続だった。
これは、新潟の流派を超えた協力体制があり、BSN新潟放送の力強いご支援があって成しえたことである。
BSNも私も新潟の威信という共通の一点で動いた。そこにはお互い考え方の違いによる幾多の摩擦も乗り越え、その共通する一点において共闘できたのだった。
そこで、問題になったのが情報の差であった。ロシアの最新情報は私がビデオで毎年記録していたのだが、韓国、中国に関してはその当時、BSNにも全く花事情に関する映像資料がなかった。
そして、強力に提案して実現したのがこの度の「韓国、中国の花事情」の取材であった。
今まで情報らしい情報がなかったこの両国の花事情が明らかになる。
幸いなことに、時代的にも徐々に日本文化が浸透し始めた時期と重なった。
これらの情報は、朱鷺メッセの国際会議場を埋めた観客やテレビ番組を見た人々にに少なからず影響を与えたものと思われる。
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- はじめまして。私は いけばな を嗜む者です。あるきっかけで 「任 華公」さんの存在を知りました。日本では いけばなをされているほんの一部の方の記憶に残っているだけのようです。「いけばなインターナショナル」(世界中に支部を持つ団体)のソウル支部の支部長でした。体調を崩されて以来 親交が途絶えているようなんです。是非一度お会いして、お話を聞かせていただきたいと切に願っております。(ご高齢の事もありますのでご本人ではなくても 後継者の方でもいいのでコンタクトを切望しております)。平和でなければいけばなを楽しむ事は出来ません。世界中が平和でありますように 益々のご尽力を賜りたいと願っております。連絡先をご存知でしたら教えていただきたいと思い メッセージを書かせていただきました。よろしくお願いいたします。 -- 土田由美子 2016-08-21 (日) 11:30:34
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